複数の注文から納品書を一括作成する
概要
注文内容確認書をデータソースとした納品書を、複数の注文から一括で作成できます。
注文詳細から納品書を直接作成する機能の一括処理バージョンです。
利用目的
大量の受注に対して注文内容確認書をもとに、安全かつ迅速に納品書を一括作成し、出荷前後のオペレーション効率を高めることを目的としています。
次のようなケースで活用できます。
- 複数の受注を短時間で納品書化したい
- 個別作成の手戻りや入力ミスを減らしたい
操作方法

- ヘッダーメニューの取引 > 受注管理ボタンをクリックします。
受注管理ページに遷移します。

納品書を一括作成する対象の受注を検索します。
- 注文のステータスのプルダウンから、
注文内容確認書を確定しましたを選択します。 - 検索ボタンをクリックします。
ステータスが注文内容確認書を確定しましたとなっている受注が一覧に表示されます。
※複数の注文から納品書を一括作成する機能は、注文内容確認書を確定しましたの受注に対してのみ、操作が可能です。
他にも絞り込みたい条件があれば、検索欄から指定してください。
- 例1: バイヤータイプを
企業にする >企業のバイヤーだけを一覧に表示できる。 - 例2: 受注した製品のモデル番号に
model-001を入力する >model-001を含む注文だけを一覧に表示できる。

- 受注の選択
任意の受注を複数選択します。
全て選択するボタンをクリックすると、検索条件と一致する全ての受注を選択します。
※なおかつ、一括処理が可能な受注だけ選択できます。 - アクション選択プルダウンをクリックします。
一括操作の選択肢が表示されます。

- 納品書を一括で作成するを選択します。
納品書を一括で作成するモーダルが開きます。

- 在庫操作を使用する
在庫管理機能を有効化している場合に設定します。表示されていない場合、手順3に進んでください。
トグルボタンから有効か無効を指定します。- 有効: 納品書の作成と同時に在庫移動を行います。次の手順2で在庫の移動先を指定します。
- 無効:
納品書を作成しても、在庫を移動しません。
特別な理由がある場合や、DEXTREでの在庫管理を休止している場合に指定します。
手順3に進んでください。
- 移動先
在庫の移動先となるラベルとロケーションを指定します。 - 納品予定日
納期を設定するのトグルボタンから、納品書の納品予定日(伝票日付)を設定するかどうか切り替えられます。- 有効:
作成される全ての納品書に、一律で納品予定日(伝票日付)を登録します。
カレンダーアイコンから日付を指定することで、直感的に日付を入力できます。 - 無効: 全ての納品書は、納品予定日(伝票日付)が登録無しの状態で作成されます。
- 有効:
- プレビュー
納品書の一括作成対象の受注と、サマリーが表示されます。問題がないか確認してください。 - 作成
各手順の設定・確認が完了したら、作成をクリックします。
処理に成功すると、複数の注文から納品書が一括で作成されます。
処理に失敗した場合、エラーが表示されます。
納品書作成後の状態について

納品書の一括作成に成功すると、処理対象の受注は全て納品書作成済のラベルが表示されます。
作成された納品書は、取引 > 納品管理 > 納品書一覧タブから確認できます。
利用上の注意
作成される納品書について
複数の注文から納品書を一括作成する機能は、1つの受注に対して、1つの納品書を作成します。
複数の受注を1つの納品書に統合して作成する機能ではございません。
複数の受注を1つの納品書に統合して作成したい場合は、未納品SKUを活用して作成してください。
一括処理可能な受注について
複数の注文から納品書を一括作成する機能で処理できる受注は、以下の通りです。
- ステータスが
注文内容確認書を確定しましたの受注 - 受注の在庫ステータスが
在庫販売(一部バックオーダーを含む)ではない受注 - 納品書が未作成の受注
- 未納品SKUが未作成の受注
- パートナー在庫(委託販売売上報告)に関連しない受注
以下の受注は一括処理の対象外となります。
選択から自動で除外される受注:
- ステータスが
注文内容確認書を確定しましたではない受注 - 受注の在庫ステータスが
在庫販売(一部バックオーダーを含む)の受注
選択できない受注:
- 納品書を作成済みの受注
- 未納品SKUを作成済みの受注
- パートナー在庫(委託販売売上報告)に関連する受注
