請求スケジュールを設定する

請求スケジュールについて

各ブランド環境において、「請求スケジュール」を作成し、各バイヤーに適用することで、請求スケジュールの設定に基づいた請求書の発行を行うことができます。

請求スケジュールは、主に「請求頻度」と「締め日」を設定することができ、これらの設定に基づいて、「下書き請求書」が自動的に発行されます。
下書き請求書が自動発行されるタイミングは、「締め日」の翌日の午前12時5分(日本時間)です。

下書き請求書が自動発行される条件は、以下の通りです。

  1. バイヤーに「請求スケジュール」が適用されていること
  2. 請求スケジュール内(請求頻度 × 締め日の期間)に以下のデータが1つでも存在すること
    • 納品書: 納品予定日を参照。請求不可の納品書は除外されます。
    • 返品伝票: 伝票日付を参照。
    • クレジットノート: 発行日を参照。
    • 入金確認書: 確認日を参照。「前回入金額」として扱います。
    • 請求残高: 請求残高が正の数または負の数で存在する(0円ではない)場合。

なお、「下書き請求書」の段階では、「請求残高」を増減させません。正式に「請求書」として確定した際に増減します。
ただし、データソースとなった「納品書」や「返品伝票」などは、下書き状態であっても通常の請求書と同様に紐付けられます。

現在、下書き請求書の金額を編集する機能は用意されていませんが、今後のリリースで拡張予定です。

下書き請求書について、詳細は下記操作マニュアルをご確認ください。
■ 下書き請求書を管理する

請求スケジュールを作成する

下書き請求書の自動発行を実現するためには、まず「請求スケジュール」を作成します。

  1. 画面右上の 設定 をクリックします。
  2. 請求スケジュール管理 をクリックします。

請求スケジュールの作成 をクリックします。

  1. コード ※必須
    主にDEXTRE内のシステムが識別子として使用する、「コード」を入力します。
    半角英数字記号での登録を推奨します。
    なお、他の請求スケジュールと重複するコードは登録できません。
  2. 名前 ※必須
    請求スケジュールの名称を入力します。
  3. 概要 ※任意
    請求スケジュールの概要を入力できます。
  4. 請求頻度 ※必須
    請求書の発行頻度を設定します。
    「毎日」、「毎週」、「毎月」、「毎年」のいずれかを選択します。
  5. 締め日 ※必須
    請求頻度に対応する締め日を選択します。

    • 請求頻度: 毎日 ⋯ 締め日: 終日のみ
    • 請求頻度: 毎週 ⋯ 締め日: 曜日を指定
    • 請求頻度: 毎月 ⋯ 締め日: 日付を指定
    • 請求頻度: 毎年 ⋯ 締め日: 年初(1/1)を「1」とした日数、または年末を指定
      ※364日以上の値が指定された場合、年末扱いとなります。
  6. 支払い期限設定ルールの上書き ※必須
    ボタンを切り替えて「有効」または「無効」を選択します。

    • 有効:
      この請求スケジュールに支払い期限設定ルールを登録し、下書き請求書の支払い期限を請求スケジュールの設定に基づいて優先的に登録します。
      「バイヤー」に登録されている支払い期限設定ルールは参照されません。
      請求頻度、締め日、支払い期限を請求スケジュール単位で制御したい場合に適しています。
    • 無効:
      「バイヤー」に登録されている支払い期限設定ルールを参照し、下書き請求書の支払い期限を登録します。
      「バイヤー」に支払い期限設定ルールが登録されていない場合、下書き請求書の支払い期限も登録されません。
      請求頻度と締め日のみスケジュールし、支払い期限は各バイヤーに直接設定して制御したい場合に適しています。

    「バイヤー」の支払期限設定ルールについては、下記操作マニュアルをご確認ください。
    ■ バイヤーに支払い期限設定ルールを登録する

    「支払い期限設定ルールの上書き: 有効」にする場合、下記いずれかのルールを設定します。

    • 支払い期限を請求月からの月数+日指定で期日を指定する:
      「締め日が属する月」を請求月(起算月)とし、請求月を基準に「Mヶ月後のN日」を支払い期日として指定します。

      例1: 「月末締め翌月末払い」に設定する場合、締め日は「月末」、支払い期限設定ルールは「翌月」と「月末」を指定します。
      例2: 「15日締め当月末払い」に設定する場合、締め日は「15」、支払い期限設定ルールは「当月」と「月末」を指定します。
      例3: 「請求月の翌々月(2ヶ月後)の20日」に設定する場合、任意の締め日と「翌々月」と「20」を指定します。

    • 支払い期限を請求日からの日数で期日を指定する:
      「締め日」を請求日(起算日)とし、請求日を基準に「N日後」を支払い期日として指定します。

      例: 請求日から30日後に設定する場合、NETに「30」と入力します。

  7. 作成
    各種設定が完了したら、「作成」をクリックします。
    作成に成功すると、請求スケジュール一覧に作成した請求スケジュールが表示されます。
    エラーが表示された場合は、他の請求スケジュールと重複するコードが登録されていないかご確認ください。

請求スケジュールの編集・削除

作成した請求スケジュールは、編集および削除を行うことが可能です。

請求スケジュールを編集する

  1. 画面右上の 設定 をクリックします。
  2. 請求スケジュール管理 をクリックします。

任意の請求スケジュールの 編集 をクリックします。

「請求スケジュールの編集」モーダルが表示されます。
「作成」と同様の手順で編集し、「更新」をクリックすることで、請求スケジュールの編集が完了します。

請求スケジュールを削除する

  1. 画面右上の 設定 をクリックします。
  2. 請求スケジュール管理 をクリックします。

任意の請求スケジュールの 削除 をクリックします。

対象の請求スケジュールを確認し、 削除 をクリックします。
成功した場合、該当請求スケジュールは削除され、「請求スケジュール一覧」にも表示されなくなります。
請求スケジュールがバイヤーに適用されている場合は、削除に失敗します。

バイヤーに請求スケジュールを適用する

請求スケジュールを作成したら、バイヤーに適用することで下書き請求書の自動発行を行うことができます。
クイック編集から一括適用する方法と、バイヤー編集画面から個別に適用する方法があります。

【重要】
下書き請求書の自動発行は、バイヤーへの適用が完了した時点で、請求スケジュールの「請求頻度 × 締め日」の設定に基づいて開始 されます。
なお、下書き請求書が自動発行されるタイミングは、「締め日」の翌日の午前12時5分(日本時間) です。

下書き請求書について、詳細は下記操作マニュアルをご確認ください。
■ 下書き請求書を管理する

バイヤーのクイック編集から一括適用する

  1. バイヤー をクリックします。
  2. 取引可能バイヤー一覧 をクリックします。
  3. バイヤー検索
    各項目から絞り込んで、バイヤーを検索できます。
  4. 対象バイヤーを選択 します。
  5. 一括操作(アクション選択) をクリックします。
  6. クイック編集 をクリックします。

「バイヤー編集」モーダルが表示されます。

  1. 請求スケジュール
    「請求スケジュール」列内で、各バイヤーに対して作成した請求スケジュールを選択します。
    見出し行のプルダウンから請求スケジュールを選択し、「適用」をクリックすると、一覧表内の全てのバイヤーに指定した請求スケジュールが適用されます。

    なお、「グループ請求委任バイヤー」は請求スケジュールを選択できません。
    「グループ請求統括バイヤー」が請求書の発行を管理しているため、グループ請求委任バイヤーは請求スケジュール機能の適用範囲外となります。

    「グループ請求」について、詳細は下記操作マニュアルをご確認ください。
    ■ グループ請求書を作成する

  2. 更新
    請求スケジュールの設定が完了したら、「更新」をクリックします。
    更新に成功すると、各バイヤーに請求スケジュールが一括適用されます。

「バイヤー編集画面」から個別に適用する

  1. バイヤー をクリックします。
  2. 取引可能バイヤー一覧 をクリックします。
  3. バイヤー検索
    各項目から絞り込んで、バイヤーを検索できます。
  4. 対象のバイヤーの 編集 をクリックします。

「バイヤーを編集」ページに遷移します。

画面をやや下にスクロールし、「取引条件」セクション内の 請求スケジュール を設定します。
作成済みの請求スケジュールが選択肢に表示されるので、任意の請求スケジュールを選択します。

設定が完了したら、画面を最下部までスクロールし、更新 をクリックします。
更新に成功すると、請求スケジュールが適用されます。