在庫管理の基本設定

在庫管理でできること

各機能を組み合わせて、業務に適した在庫管理を行うことができます。

在庫販売

バイヤーに在庫情報を表示できます。
在庫数量を「表示する」「表示しない」、「販売する在庫」「販売しない在庫」などがあります。
DEXTREで受注ごとに在庫数が減り、0になるとバイヤーは受注不可となります。

ラベル

受注在庫の「生産中」「入庫済み」「出荷待ち」など在庫の状態を設定できます。
自由な在庫ラベルの名称を設定できます。

ロケーション

「店舗」「倉庫」「オフィス」など在庫がどこにあるのか場所を設定できます。
自由なロケーションの名称を設定できます。

オーダーポリシー

受注時に在庫が最初に移動する「ラベル」と「ロケーション」を設定できます。
自由なオーダーポリシーを設定できます。

(例)在庫販売の場合
注文内容確認書を作成したら「出荷待ち」の在庫ラベルに移動する

在庫管理機能を有効にする

① 「メーカー設定」から「メーカー設定を開く」をクリックします。

② 「在庫」をクリックします。

③ 「在庫管理を有効にする」をクリックします。

 

② 「初期在庫ラベル用言語」
在庫管理時のラベルに使用する言語を選択します。

③ 「デフォルトロケーション」
デフォルトロケーションは、各種ロケーションを変更しなかったときに使われます。
登録する場合は、チェックを「オン」にします。

④ 「デフォルトオーダー在庫ポリシー」
在庫製品の販売形態を設定します。
初期設定を「在庫販売」「受注生産」「予約販売」から選択します。

 

デフォルトロケーションを「オン」にした場合

空欄に住所を入力します。

ラベルを設定する

① 「メーカー設定」から「在庫リソース管理」をクリックします。

② 「ラベル」をクリックします。

③ 初期設定のラベル
「編集」から各項目を編集できます。

④ 「新しい在庫ラベルを作成」
新しいラベルを追加します。

⑤ 「在庫ラベルを並び替え」
ドラッグ&ドロップして表示順を並び替えます。

新しい在庫ラベルを作成する

① 「ラベルコード」
在庫ラベルを識別するコードを入力します。

② 「表示名」
在庫の一覧や、在庫の設定時に選択する名称を入力します。

③ 「ラベルカラー」
「有効」にすると、在庫ラベルのカラーを設定できます。

④ 「デフォルト設定」
「Yes」にすると、在庫ラベルをデフォルトに設定します。

⑤ 「ラベルタイプ」

  • 仮在庫:まだ在庫として存在しないが、将来在庫になる状態 (例)生産中など
  • 実在庫:すでに倉庫や店舗などに入庫済みの在庫
  • 販売済み:販売済みの状態
  • 廃棄在庫:入庫後に廃棄した在庫 (例)B品で廃棄、紛失など
  • 生産中止:生産中止の状態 (例)生産中にトラブルがあった、など

⑥ 「在庫販売を有効化する」
「Yes」にすると、DEXTREで在庫販売の対象になります。

※「No」の状態から「Yes」にする場合のみ、在庫ラベルの編集から変更を行えます。
※一度「Yes」の状態で更新すると、後から「No」にはできなくなるのでご注意ください。

 
①~⑥の入力が完了したら「作成」をクリックします。

ロケーションを設定する

① 「メーカー設定」から「在庫リソース管理」をクリックします。

② 「ロケーション」をクリックします。

③ 初期設定のロケーション
「編集」から各項目を編集できます。

④ 「新しい在庫ロケーションを作成
新しいロケーションを追加します。

⑤ 「在庫ロケーションを並び替え」
ドラッグ&ドロップして表示順を並び替えます。

 

新しい在庫ロケーションを作成する

① 「ロケーションコード」
ロケーションラベルを識別するコードを入力します。

② 「表示名」
在庫の一覧や、在庫の設定時に選択する名称を入力します。

③ 「ロケーションカラー」
「有効」にすると、ロケーションのカラーを設定できます。

④ 「デフォルト設定」
「Yes」にすると、ロケーションをデフォルトに設定します。

⑤ 「ロケーションタイプ」

  • 倉庫:倉庫用のロケーションに使用
  • オフィス:オフィスのロケーションに使用
  • 店舗:店舗のロケーションに使用
  • ポップアップショップ:ポップアップショップのロケーションに使用
  • サードパーティー・ロジスティクス:サードパーティー・ロジスティクスのロケーションに使用

⑥ 「住所」
「オン」にすると、ロケーションの住所や会社情報を入力します。

⑦ 「作成」
①~⑥の入力が完了したら「作成」をクリックします。

オーダーポリシーを設定する

① 「メーカー設定」から「在庫リソース管理」をクリックします。

② 「オーダーポリシー」をクリックします。

③ 「編集」
各項目を編集できます。

④ 「新しい在庫オーダーポリシーを作成」
新しい在庫オーダーポリシーを追加します。

 

新しい在庫オーダーポリシーを作成する

① 「オーダーポリシーコード」
オーダーポリシーを識別するコードを入力します。

② 「表示名」
在庫の一覧や、在庫の設定時に選択する名称を入力します。

③ 「オーダーポリシータイプ」

  • 受注生産:在庫に関係無く販売する(受けた注文数量分、バイヤー用に商品の生産を行う販売方法)
  • 在庫販売:在庫から減らして販売する

④ 「引き当て元のラベル」 在庫販売の時のみ設定します
「仮在庫」または「実在庫」を設定している在庫ラベルのみ指定できます。

⑤ 「遷移先のラベル」
受注後、注文が確定した後に移動する在庫ラベルを選択します。

⑥ 「選択可能なロケーション」 在庫販売の時のみ設定します
「引き当て元のラベル」で選択した、在庫ラベルの状態にある在庫の中で、どのロケーションに属したものを販売可能にするかを選択します。

(例)
「倉庫」にある在庫のみDEXTREで販売可能にする場合、「倉庫」のみを選択する

⑦ 「バックオーダーを許可する」 在庫販売の時のみ設定します

「Yes」にすると、バックオーダーを許可します。
バックオーダーを許可すると、在庫が0になっても注文を受けることができます。

⑧ 「在庫数の表示設定」 在庫販売の時のみ設定します
バイヤーに「在庫残数」を表示するか「在庫あり」の表示にするかを選択します。

⑨ 「デフォルト設定」
「Yes」にすると、WEBカタログ作成時にデフォルトに設定します。


①~⑨の入力が完了したら「作成」をクリックします。

遷移ルールを設定する

在庫が移動する際、引き当て元に対して移動先の初期設定を編集できます。

 

① 「メーカー設定」から「在庫リソース管理」をクリックします。

② 「遷移ルール」をクリックします。

③ 「対象のブランド」を選択します。

④ 「ルール編集」
遷移ルールを編集できます。

⑤ 「引き当て元」
⑥ 「移動先」
現在設定されている遷移ルール、⑤「引き当て元」と⑥「移動先」の組み合わせ。

 

遷移ルールを編集する

①「移動先ラベル」
「移動元ラベル」に対する「移動先ラベル」を選択します。

② 「備考」
社内メモを入力します。

③ 「更新」
①②の入力が完了したら「更新」をクリックします。