製品登録の事前設定を行う
製品登録の事前設定(動画)
SKUプロパーティとSKUテンプレートの設定
カテゴリーの設定
オプション機能の設定
Step1:SKUプロパティの設定
製品を登録をする前に、製品の属性(カテゴリー、サイズ、カラー表記など)を「SKUプロパティ」として設定する必要があります。
SKUプロパティとは?
SKUプロパティとは、カラー、サイズなど在庫管理に関連する製品属性の項目です。
例えば 「レザー」「カラー」「サイズ」などのSKUプロパティがあると、これらを組み合わせて「SKUテンプレート※」を作成できます。
※Step2で説明します
【製品属性】SKUプロパティを作成する
製品に「カラー」の属性、SKUプロパティバリューの項目を設定する入力例で説明します。
① 「製品」をクリックします。
② 「製品属性」をクリックします。
① 「SKUプロパティ」をクリックします。
② Colorの「編集」をクリックします。
(SKUプロパティの入力例)カラーを作成する画面
① 「SKUプロパティコード」
システム上で管理するSKUプロパティの名称を入力します。(一括インポートなどで使用します。)
② 「SKUプロパティ名」
バイヤーに表示する画面、注文書、納品書等の帳票で使用する項目を入力します。
③ 「印字用のSKUプロパティバリュー表示名」
SKUプロパティ名とは別に、各種PDF出力時の表示名を設定できます。
④ 「SKUプロパティバリューコード」
一括インポートや書き換えの際に、システム上で認識する識別子を入力します。
SKUプロパティバリューコードとは?
社内で管理しているデータベース(基幹システム等)で管理している識別コードを入力します。
データをエクスポートする時などに使用します。
⑤ 「カラーチップ」
有効にした場合、製品詳細ページのSKUシンボル部分に設定された色見本を表示します。
RGBやHSL、HEXで入力可能です。
⑥ 「表示名」
言語ごとにバイヤーに表示する画面、注文書、納品書等の帳票で使用する項目を入力します。
⑦ 「印字用の表示名を表示名からコピー」
印字用の表示名を個別で設定しない場合は、チェックをつけることで表示名からコピーできます。
⑧ 「印字用の表示名」
表示名とは別に、各種PDF出力時の表示名を設定できます。
印字用の表示名が反映されるPDFファイルは下記になります。
- 注文PDF
- 納品書PDF
- 返品伝票PDF
- 請求書PDF
- クレジットノートPDF
- コマーシャルインボイスPDF
- パッキングリストPDF
- パートナー在庫移動伝票PDF
- 在庫発注PDF
- 在庫入荷PDF
- 在庫出入庫PDF
⑨ 「SKUプロパティバリューを追加する」
項目を追加します。
⑩ 「SKUプロパティバリューの並び替え」
ドラック&ドロップで製品登録画面で表示される並び順を変更します。
⑪「更新」
各項目を入力後、右下の青いボタン「更新」ボタンをクリックします。
オプションの設定
例えばアイウェアのレンズカラーなど、同一品番(SKU)でもレンズの組み合わせごとに単価が異なる場合や、シューレースのカラー選択など付属品のバリエーションを選択できる場合は、製品にオプションを追加できます。
選択した付属品に金額を設定した場合、注文時の製品価格に加算されます。
① 「オプションNo.」
システム上で管理するオプションのコードを入力します。
② 「オプション名」
バイヤーに表示する画面、注文書、納品書等の帳票で使用する項目を入力します。
「コピー」にチェックをつけると、プライマリ言語から値をコピーします。
③ 「オプションの条件設定」
オプションの価格に掛け率や割引率などの取引条件を適用するか選択できます。
④ 「デフォルトに設定/アーカイブ」
「デフォルトに設定」に設定したオプションは、製品をカートに追加する際の初期値としてセットされます。
また、「アーカイブ」をクリックすると、該当オプションを非表示に切り替えられます。
⑤ 「オプションバリエーションNo.」
製品の一括登録・更新の際に、システム上で認識する識別子を入力します。
⑥ 「表示名」
言語ごとにバイヤーに表示する画面、注文書、納品書等の帳票で使用する項目を入力します。
「コピー」にチェックをつけると、プライマリ言語から値をコピーします。
⑦ 「オプションバリエーションを追加する」
新しいオプションバリエーションの入力欄を追加します。
⑧ 「オプションバリエーション – 価格」
オプションに対する上代価格や卸価格などを入力します。
取引条件と通貨の組み合わせごとに入力が必要です。
実際の取引で使用しない組み合わせは「0」で問題ありません。
⑨ 「オプションバリエーションの並び替え」
ドラック&ドロップで製品登録・編集画面で表示される並び順を変更します。
⑩ 「アーカイブとして保存」
ステータスを「ARCHIVED」として保存します。
⑪ 「作成」
①〜⑩の設定が完了したら、「作成」をクリックして保存します。
Step2:SKUテンプレートの設定
SKUプロパティが作成できたら、「SKUテンプレート」を作成します。
「SKUテンプレート」を作成すると、製品登録ができるようになります。
「基本テンプレート」では問題がある場合は下記の新規作成を行ってください。
【製品属性】SKUテンプレートを作成する
① 「製品」をクリックします。
② 「製品属性」をクリックします。
① 「SKUテンプレート」をクリックします。
② 「SKUテンプレートを作成」をクリックします。
① 「SKUテンプレートNo.」
SKUテンプレートの名称を設定します。
製品登録時の表示名にも使われます。
② 「SKUプロパティ」
SKUテンプレートに設定するSKUプロパティ(項目)を選択します。
③ 「PDF上のSKUプロパティ列表示の入れ替え設定」
2階層のSKU テンプレートに対して、PDF出力時の列配置の入れ替えを する/しない 設定を行えます。
入れ替える場合は有効にしてください。
④ 「SKUプロパティシンボル」
選択したSKUプロパティに画像を登録・表示できます。
- 発注カート(バイヤー側)
- 製品詳細のページ
➄ 「SKUプロパティを並び替え」
ドラッグで階層の並び替えを行えます。
⑥ 「下書き保存」
ステータスが「下書き」となり、編集可能な状態で保存されます。
※下書き状態のSKUテンプレートは製品登録に使用できません。
⑦ 「作成」
①~➄の設定が完了したら、「作成」をクリックしてSKUテンプレートを作成します。
SKUテンプレート作成後に、PDF上のSKUプロパティ列表示の入れ替え設定を行う
① 「製品」をクリックします。
② 「製品属性」をクリックします。
① 「SKUテンプレート」をクリックします。
② 「PDF設定の更新」をクリックします。
① 入れ替えを有効にする
チェックボックスを「オン」すると、PDF上のSKUプロパティ1列とSKUプロパティ2列の表示内容を入れ替えます。
- 2階層のSKUを構成できるSKUテンプレートのみ選択できます。
- 指定したSKUテンプレートで構成されているSKUのみ有効です。
② 「更新」
設定が完了したら、「更新」をクリックします。
Step3:カテゴリーの設定
製品属性のカテゴリーを設定します。
カテゴリーは、ブランドごとの製品を分類して表示します。ブランドによって分類や表示方法を設定できます。
カテゴリー例
例1:性別カテゴリー(MEN/WOMEN/UNISEXなど)
例2:アイテムカテゴリー(ワンピース/ジャケット/ボトムスなど)
例3:小物や雑貨カテゴリー(財布/指輪/帽子など)
分類例
大分類(カテゴリー)、中分類(サブカテゴリー)、小分類(サブ・サブカテゴリー)と階層に分けてカテゴリーを作成できます。
例1:2階層 (大分類)WOMEN - (中分類)ジャケット/ボトム/ワンピース
例2:3階層 (大分類)WOMEN - (中分類)帽子 - (小分類)HAT/CAP/BEANIE
3階層のカテゴリー分けを例に、カテゴリーの設定方法をご案内します。
1. カテゴリーを設定する
第一階層の大分類から設定します。
① 「製品」をクリックします。
② 「製品属性」をクリックします。
① 「カテゴリ一覧」をクリックします。
※デフォルトで開かれています。
② 「新しいカテゴリを作成する」をクリックします。
① 「カテゴリタイプ」
「カテゴリ」を選択します。
② 「カテゴリ名」
言語ごとに入力します。(例:WOMEN)
「コピー」にチェックをつけると、プライマリ言語に入力したデータを各言語にコピーできます。
③ 「作成」をクリックします。
これで親カテゴリが作成されました。
2. サブカテゴリーを設定する
第二階層の中分類を設定します。
「新しいカテゴリを作成する」をクリックします。
① 「カテゴリタイプ」
「サブカテゴリ」を選択します。
② 「親カテゴリ」
第一階層となるカテゴリ(例:WOMEN)を選択します。
③ 「カテゴリ名」
言語ごとに入力します。(例:HAT)
「コピー」にチェックをつけると、プライマリ言語に入力したデータを各言語にコピーできます。
④ 「作成」をクリックします。
これでサブカテゴリが作成されました。
3. サブサブカテゴリーを設定する
第三階層の小分類を設定します。
「新しいカテゴリを作成する」をクリックします。
① 「カテゴリタイプ」
「サブサブカテゴリ」を選択します。
② 「親カテゴリ」
[カテゴリ]:第一階層となるカテゴリ(例:WOMEN)を選択します。
[サブカテゴリ]:第二階層となるサブカテゴリ(例:HAT)を選択します。
③ 「カテゴリ名」
言語ごとに入力します。(例:CAP)
「コピー」にチェックをつけると、プライマリ言語に入力したデータを各言語にコピーできます。
④ 「作成」をクリックします。
これでサブサブカテゴリが作成されました。
カテゴリの階層表示
カテゴリーとサブカテゴリーを正しく登録すると、「カテゴリ一覧」では階層で表示されます。
(例):大分類「WOMEN」の下の中分類「HAT(帽子)」は、右にずれて表示されます。
中分類「HAT(帽子)」の下の「CAP(キャップ)」は、さらに右にずれて表示されます。
カテゴリーを並び替える
第一階層、大分類のカテゴリーを並び替えできます。
① 「製品」をクリックします。
② 「製品属性」をクリックします。
① 「カテゴリー並び替え」
各カテゴリをドラッグ&ドロップで並び替えできます。
② 「更新」
並び替えが完了したら、「更新」をクリックして変更を保存します。
Step4:貨物内容品(品目)の設定
「貨物内容品(品目)」とは、輸出用のコマーシャルインボイス作成に使用する、製品の簡単な名称です。
事前に設定した「貨物内容品(品目)」を、製品を新しく登録する際に選択できます。
① 「製品」をクリックします。
② 「製品属性」をクリックします。
① 「貨物内容品(品目)」をクリックします。
② 「新しい貨物内容品(品目)を作成する」をクリックします。
① 「貨物内容品(品目)」
コマーシャルインボイスに表示する品目の名称を入力します。
例) Mens jacket など
② 「作成」をクリックします。
「貨物内容品(品目)」を作成すると、製品を登録するの「コンテンツの概要」で、登録した貨物内容品(品目)を選択できるようになります。
製品に「貨物内容品(品目)」を登録しておくことで、輸出書類の作成時に、「内容物の詳細」が自動挿入されるようになります。
Step5:カスタム属性の設定
カスタム属性とは?
カスタム属性とは、製品情報で表示する、自由な名称の項目です。
いくつでも項目を追加できます。
カスタム属性の使い方
カスタム属性で作成した項目は、バイヤーへの「公開/非公開」を設定できます。
例えば、製品ごとに「生地」や「縫製工場」といったカスタム属性を「非公開」で設定することで、バイヤーに不要な情報は隠しつつ、受注データや製品情報の集計や外部システムとのデータ連携に活用できます(JAN CODEなど)。
カスタム属性の設定方法
製品ごとに「生地」を設定したい場合を例に、カスタム属性の設定方法をご案内します。
※設定するカスタム属性を「生地1」とします。
① 「製品」をクリックします。
② 「製品属性」をクリックします。
① 「カスタム属性一覧」を選択します。
② 「新しい属性の作成」を選択します。
③ 「属性名」 任意の項目名を入力します。(例:生地1)
④ 「属性のタイプ」から公開、非公開を選択します。
⑤ 「作成」をクリックします。