HSコードとは?記載例や調べ方、必要となる貿易書類

HSコードとは?記載例や調べ方、必要となる貿易書類

国内での取引とは違った様々な知識が求められる貿易業務を行う上で必要不可欠な知識のひとつ、HSコードについて必要な理由や記載例、HSコードを記載する貿易書類などを解説します。

 

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HSコードとは?

HSコードとは、輸出入される商品につけられる世界共通の分類番号のことです。

 

HSコードを参照することで、その商品がどのようなものであるか、世界共通で容易に理解できるようになります。
日本では「輸出入統計品目番号」、「関税番号」、「税番」、「HS番号」といった呼び名が使われることもあります。

 

HSコードは、「商品の名称及び分類についての統一システム(Harmonized Commodity Description and Coding System)に関する国際条約」(通称HS条約)に基づいて決められており、世界税機構(WCO)によって管理されています。

 

現在、HS条約には日本を含む160か国・地域が加盟していますが、条約に加盟していなくともHSコードを使用している例もあるため、実質的には200以上の国及び地域にてHSコードは使われていることになります。

 

HSコードが必要な理由

HSコードは主に、税関手続きで必要になります。

 

他国から商品を輸入する際は関税を支払わなければなりませんが、この関税率は商品の種類によって異なります。

また、国によっては特定の商品に対して規制や制限を設けているケースもあるため、「この商品がどういうものか」を輸出入申告の際に正確に伝えることができなければ通関業務が滞ってしまいます。

 

そこでHSコードが必要になります。

HSコードによって商品は世界共通の基準に沿って分類され、国や言語が違えどその内容を容易に理解できるようになります。

 

また、HSコードは商品の原産地規則(品物の原産地を判定するために用いられるルール)を調べる際や、各国政府が輸出入の統計データを作成する際にも用いられます。

HSコードは1988年にHS条約が発効されて以来、5年ごとに改定が加えられており、現在は2022年1月改定のHS2022が最新版となります。

 

HSコードの例

では、実際にHSコードの記載例についてご紹介します。

HSコードの基本は「類」「項」「号」によって構成される6桁の番号です。

 

さらに、「類」の番号によって「部」という大分類に分けられます。

実際に例を挙げてみてみましょう。
「750ml入りのボトルワイン」を例にHSコードを記載すると、「2204.21」となります。

 

HSコードの例

 

番号ごとに分けて見ると、

 

  •  22 :飲料、アルコール及び食酢
  •  04 :ぶどう酒(強化ぶどう酒を含むものとし、生鮮のぶどうから製造したものに限る。)及びぶどう搾汁。
  •  21 : 2リットル以下の容器入りにしたもの。

上記のように記載されます。

番号が下るにつれて、より詳細な基準に沿って分類されていることがわかりますね。

 

ちなみに、例に挙げたワインの「22」という類は、「部」でいえば第4部に分けられます。

その後に、「統計番号」として国ごとに任意の桁数を追加します。日本の場合は000で、統計番号の桁数は国によって異なります。

 

HSコードの調べ方

HS2022には21の部と97の類が設けられています。

これらの分類をすべて紹介すると非常に長くなるので、参照の際は税関のWEBサイトで公表されている輸出統計品目表(2023年4月版)をご覧いただければと思います。

 

上述したような「部」「類」「項」「号」に沿ったHSコードの仕組みを把握していれば、目当ての商品のHSコードが調べやすくなるはずです。

 

HSコードの記載が求められる主な貿易書類

最後に、HSコードの記載を求められる主な貿易書類3点についてふれておきます。

 

1.コマーシャルインボイス

コマーシャルインボイスは、貿易を行う上では最重要ともいえる書類です。

輸出者と輸入者の間で「明細書」「請求書」「納品書」の3つの役割を果たすほか、税関手続きで必ず提出を求められる書類です。

 

国際貿易では、通関業務や船の手配などを専門の運輸代行業者(フォーワーダー)に依頼するのが一般的ですが、フォーワーダーを挟む場合でもコマーシャルインボイスは基本的に輸出者自身が作成します。

 

2.パッキングリスト

パッキングリストもまた、貿易で重要な書類です。
輸出者と輸入者の間で「納品書」のような書類として扱われ、コマーシャルインボイスと同じく税関で提出を求められる書類です。

 

3.原産地証明書

原産地証明書はその名の通り、その商品がどの国で製造、または生産されたかを証明する書類です。

 

国際貿易で、EPA(特定の国や地域間の貿易を促進する条約)などによる関税優遇制度を活用する目的で作成されます。

 

コマーシャルインボイスやパッキングリストと違い、原産地証明書は必ずしも必要な貿易書類というわけではありませんが、貿易に深く携わるならば関税優遇制度の活用は重要であり、原産地証明書の必要性が高くなります。

 

まとめ

HSコードは、他国からやってきた貨物を把握する際に役立つ世界共通の分類コードです。

税関を通る際に提出しなければならないコマーシャルインボイスなどの貿易書類にも記載しなければならないため、輸出者もHSコードについてはその概要を知っておく必要があります。

 

HSコードは膨大な数に上るため、そのすべてを覚える必要はありませんが、自社で取り扱いのある商品のHSコードはそれぞれの製品データに結び付けて管理しておくようにしましょう。

貿易書類を作るたびに、毎回HSコードを調べていては実務で非常に手間がかかってしまいます。

 

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