BtoB受発注システム10選|メリットと費用対効果の高い選び方

BtoB受発注システム10選|メリットと費用対効果の高い選び方

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情報化社会の進展により、ビジネスのスピードは重要視されています。

「24時間いつでも発注したい」というニーズも多いでしょう。一方で、人手不足は深刻化しています。人手をかけずに受注できる時間帯を広げるためには、対応の無人化が欠かせません。

 

BtoB受発注システムで、これらのニーズにこたえられます。

「夜間や休日でも、必要なタイミングですぐに発注したい」「人手を増やさずに、24時間365日の受注を実現したい」という要望に対応可能です。BtoBの受発注システムを活用するメリット、また貴社に合ったシステムを選ぶポイントを、この記事で確認していきましょう。

 

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BtoBの受発注システムとはなにか?

BtoBの受発注システムはIT技術により、24時間365日いつでも受注を受け付けるとともに、発注も行えるシステムです

 

事業活動において、受注や発注の手続きは欠かせません。

業務で使う備品や材料は、業者への発注を要するケースも多いです。多くの法人から受注する場合は、発注をスムーズに受け付けて迅速に発送しなければなりません。

 

BtoBの受発注システムはIT技術により、24時間365日いつでも受注を受け付けるとともに、発注も行えるシステムです。紙を使う必要はありません。多くの処理を自動化できることも、強みの一つに挙げられます。

 

受発注システムは、以下の2種類に分かれます。

  • クラウド型   : 運営会社が提供する受発注システムを、インターネット経由で活用する
  • オンプレミス型 : 受発注システムを使う企業でサーバーを用意し、構築する

 

クラウド型の受発注システムが普及したことで、中小企業でも受発注システムを導入しやすくなりました。

 

 

BtoB受発注システムでできること【業務管理の機能】

BtoBの受発注システムでは、さまざまな処理を行えます。代表的な項目を、以下に挙げました。

 

BtoBの受発注システムの機能

受注管理

法人からの発注を受け付け、処理状況を管理する

出荷管理

受注データに基づき、商品の出荷を指示し、処理状況を管理する

在庫管理

在庫情報をリアルタイムで管理し、適正な在庫を維持する。必要に応じて発注機能と連携し、不足分を発注する

請求管理

納品データをもとに、請求内容を管理する。請求書も作成する

入金管理

入金状況や請求残高を管理する

他システムとの連携

販売管理システム、倉庫管理システム、会計システムなど、他のシステムと連携する

発注機能

取引先に発注を行う

支払管理

支払日と支払金額を管理し、取引先に支払を行う

 

BtoB受発注システムを活用する6つのメリット

BtoBの受発注システムを活用することで、貴社の事業運営にさまざまなメリットをもたらします。6つのメリットを確認していきましょう。

 

①いつでも受注・発注ができる

現在も、受注や発注を電話で行っている方も多いのではないでしょうか?

 

電話を使った受発注は、人による対応を要する場合も多いです。

必然的に「平日の9時から17時まで」など、曜日や時間を限定して受け付ける企業も多くなるでしょう。せっかく販促をかけても機会損失により、売上がなかなか上がらないかもしれません。

 

BtoBの受発注システムなら、24時間365日受付可能です。営業時間や営業日を気にせず、いつでも受注を受け付け、発注もできるメリットは見逃せません。

 

クローズドBtoB ECなら、招待した取引先だけに表示できるページでオンライン取引を進めることができます。

 

 

②業務の負担やコストを削減できる

業務の負担やコストを抑えられることも、BtoBの受発注システムを活用するメリットにあげられます。

 

受注はインターネットを活用して無人で受け付け、自動でデータ化まで行えます。オペレーターによるやり取りや注文書の転記作業に、人手をかける必要はありません。

 

加えて以下の書類も簡単な操作で作成できるため、業務の負担を軽減できます。

 

作成する書類

受注

注文内容確認書、納品書、請求書 など

発注

発注書 など

 

③言い間違いや聞き間違い、誤入力を防げる

受発注の内容を電話や対面など、口頭で行う方法には、言い間違いや聞き間違いのリスクが常につきまといます。

 

また、FAXや郵便で受け付けた場合、受注内容を手入力する行為には転記ミスのリスクがあります。意図したものと異なる製品が届けば、クレームにつながってしまうでしょう。

 

受発注システムの活用により、言い間違いや聞き間違い、転記ミスといった、貴社の信用を下げる要因を取り除けます。注文どおりの製品を、確実に届けることができるでしょう。

 

④処理状況や履歴を一元管理できる

BtoBの受発注システムを使うことで、受注・発注後の処理状況や履歴を一元管理できます。

 

受発注システムにアクセスすれば、最新の情報を把握できるわけです。処理状況を確認するために、書類を探しまわる必要はもうありません。

 

⑤適正な在庫を確保できる

受発注業務のシステム化は、受発注や在庫の状況をリアルタイムで確認できるメリットももたらします。「集計の結果を待たなければ、在庫がどれだけあるかわからない」といった、不便な思いをする必要はありません。

 

現状に即した判断を迅速に行えるため、売り逃しのリスクを避けられるでしょう。また判断の精度も増すため、在庫を持ち過ぎるリスクも下げられます。

 

 

⑥データを分析して業績アップにつなげられる

BtoBの受発注システムは、受注や発注の履歴がデータで残ります。例えば受注データを分析することで、以下の事項がわかります。

 

  • 売れ筋や死に筋の製品
  • 発注者ごとの購入傾向(どの発注者が、どのような製品を好んで購入しているか)
  • 商品が売れやすい時期

 

上記を分析することで、「商品の需要が高まるタイミングで販促を打つ」「これから売れそうな製品を予測して、事前に在庫を確保しておく」ことが可能です。

顧客満足度の向上に役立つとともに、業績のアップにも寄与するでしょう。

 

BtoB受発注システムを選ぶ6つのポイント

BtoBの受発注システムは売上の向上や業務の遂行に役立ちますが、どのシステムも同じではありません。

 

ここからは貴社に合った、より費用対効果の高い受発注システムを選ぶ、6つのポイントを紹介します。

 

①業務に必要な機能がそろっていること

多くの受発注システムは、多少なりともコストがかかります。

 

導入による効果をできるだけ大きくするためには、貴社の業務に必要な機能を揃えたシステムの選定が重要です。例えば一般の消費者向けにも販売している企業の場合は、BtoCにも対応するシステムを選ぶとよいでしょう。

 

システムの選定は、自社の業務内容とシステムに求める要件を把握してから進めましょう。導入後に不足する機能が見つかると業務効率化の効果が限られるほか、他のシステムを選ぶ手間やデータ移行の負担もかかりかねません。

 

②現場のユーザーが使いやすいこと

システムの導入後、頻繁に受発注システムを使う方は現場にいる従業員です。

優れた機能を備えた、あるいは有名な製品でも、ユーザーが使いにくいと感じるとなかなか現場で定着しません。

 

製品を選ぶ際には、使いやすさも重視してください。

試用版や無料トライアル期間を活用して現場で働く従業員に使ってもらい、使い勝手を評価してもらうとよいでしょう。

 

 

③取引先の法人が、導入予定の受発注システムに対応すること

受発注システムは、受注側と発注側が同じシステムを使う必要があります。

これはSaaSで提供されるシステムでも、例外ではありません。受発注システムを選ぶ際には、以下の項目もチェックしてください。

 

  • 使いやすいこと
  • 業務効率化に寄与すること
  • 取引先の法人が、導入する予定の受発注システムに対応する
  • 多数の法人から受注する場合は、発注側への新たな負担が小さいシステムを導入する

 

そのうえで事前に取引先の同意を得ることも、スムーズに導入するコツです。

 

④基幹システムなど、自社で使う他システムとの連携ができること

受発注システムは販売管理システムや在庫管理システムなど、密接な関係を持つシステムが多いです。

 

システムやデータの連携は、業務の効率化を実現する代表的な項目の一つです。システム同士の連携は可能か、またどのような方法で連携できるか、事前にチェックしておきましょう。

 

あるいは、受発注の機能が搭載された販売管理システムや在庫管理システムを導入するのも選択肢となるでしょう。

 

⑤充実したサポート内容も重要

システムの利用中にトラブルが発生する、あるいは不明な点が発生すると、業務が止まってしまいます。

 

このような状況になった場合は、できるだけ早く解決することが重要です。問い合わせ窓口に質問できる体制があれば、迅速に解決できるでしょう。受発注システムを選ぶ際には、以下の項目もチェックしてください。

 

  • 問い合わせを受け付ける方法(電話の場合は、受付時間や受け付ける曜日)
  • 回答までに要する時間

 

サポートには問い合わせ対応以外にも、導入支援や説明文、勉強会の開催などさまざまな項目が含まれます。用意されているサポートメニューも、ぜひ比較検討してください。

 

クラウド販売管理DEXTRE サポートデスクについて

 

⑥投資に見合う効果が得られること

受発注システムの選定にあたり、費用対効果を気にする方は多いでしょう。

ご紹介した①から⑤のポイントは業務の効率化や生産性だけでなく、事業の成長や収益にも影響します。

 

システムに投資する、あるいはランニングコストでかかる費用を上回るほどの、多くの利益を獲得することが求められます。コストの削減効果や売上・利益の増加分を踏まえて、投資に見合う効果を得られるか十分にご検討ください。

 

代表的なBtoB受発注システム10選

BtoBの受発注システムは、多くの製品から選べます。

ここでは代表的な10のシステムについて、特徴をまとめました。

 

受発注システム名

特徴

DEXTRE卸取引に特化したクラウド販売管理。国内・海外の受発注から在庫、輸出まで一元管理できる。日英中3言語、23通貨に対応。取引先ごとに価格を変えて受注することも可能
BtoBプラットフォーム受発注飲食業界に特化したBtoB受発注システム。レシピの情報も一括管理できる。正確な原価率も算出可能
CO-NECT発注先が導入していなくても利用可能。FAXやメールに変換して発注書を自動送信する。過去に発注した品目はクリック1つで再発注可能
COREC月額1,480円~2,980円(税別)といった、低コストで利用可能。件数が少ない場合は、無料で使える
MOSモバイルでの使いやすさを意識したシステム。発注頻度が高い商品を上位に表示する。多くの業種で使用実績があり、カスタマイズも可能
TEMPOSTARECやネットショップの運営に向く。複数のモールで出店する場合も管理が楽。カスタマイズも可能
TS-BASE受発注「受注のみ」「出荷のみ」「受注と出荷の両方」の3プランを用意。機能は50種類以上あり、業務フローに合わせて最適なシステム設計が可能
アラジンEC多くの業種に対応し、柔軟なカスタマイズが可能。専任の営業担当やSE担当がサポートする。多種多様なシステムと連携可能
楽楽B2B取引先ごとに、卸価格や決済方法を設定できる。表示される価格も取引先ごとに変更可能。クレジットカード払いや掛け払いにも対応
楽楽販売業務フローやルールに従い、柔軟な設定が可能。売上や収支の集計も行える。CRMとしても利用可能

 

BtoBの受発注システムの活用で機会損失を防ぎ、業務を正確かつ効率的に進められる

受発注業務はBtoBの受発注システムを活用することで、正確かつ効率的に進められます。

休日や早朝・夜間でも受注や発注を行えるため、「電話が混雑してつながらず、受注のチャンスを逃した」などの機会損失も防げます。

 

業務の内容や課題を踏まえて、貴社に合ったシステムを選んでください。

 

国内外のBtoB受発注を一元管理!クラウド販売管理DEXTRE

クラウド販売管理DEXTRE(デクスター)は国内外の卸取引、輸出取引を一元管理できる販売管理システムです

 

卸取引に特化したクラウド販売管理システムDEXTREは、BtoBの受発注管理を搭載しています。

 

国内だけでなく海外からの取引にも対応することに、メリットを感じる法人様も多いでしょう。輸出業務にも対応でき、3つの言語と23の通貨でオンライン取引が完結します。

 

リッチなビジュアルで商品を訴求できるクローズドBtoB ECは、取引先ごとに価格や掛け率、支払通貨などの取引条件、SKUごとの掛け率変更や卸価格変更など、卸売業や商社、メーカー、アパレル業の商習慣、商流を反映した受発注の機能が充実しており、費用対効果の高い販売管理システムのクラウド化、リプレイスをご提供できます。

 

API、CSVでのシステム連携、データ連携も可能です。

在庫や会計などの基幹システムとデータを同期・活用していただけます。CSV連携は出力先のフォーマットに合わせてカスタマイズしたデータの受け渡しや、テンプレート化することでシンプルに移行できます。

 

DEXTRE 導入事例

 

ほかにも、DEXTREには、

  • 受注データを起点に在庫、納品、請求、入金まで一元管理
  • 日中英3言語23通貨で取引、画面操作
  • クローズドBtoB ECから24時間365日世界中からWEB受注
  • 取引先ごとの価格、掛け率、貿易条件など複数条件で取引
  • 輸出に必要な貿易書類をかんたん作成

など、商社、卸売、メーカーの企業様に向けて国内外のBtoBに特化した販売管理の機能が充実しています。

DEXTREは月額20,000円~、初期費用は0円で導入できます。
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