オンライン展示会で海外販売拡大
DX化で業務効率化に成功
今後も利用を継続

ソウミヤ 代表 定兼 幸司 樣

導入前の課題

導入前の課題
  • 海外展示会ができない中での、海外卸先への営業
  • 少人数なため新規導入の準備への不安
  • デジタルが苦手なチームで利用できるのか
  • バイヤー別の取引条件の管理や集計の不安
導入後の環境
  • 弊社のスタイルが伝わり、売上が大きく向上
  • 準備工程が削減され、言語や通貨の設定が容易に
  • 親切なサポートで不安なく導入ができた
  • 取引管理機能により管理工数が大幅に削減

導入の背景

私たちは2名で運営する小規模なブランドで、これまでパリと日本で展示会を開催していました。しかし、コロナ禍により海外への渡航が困難になりました。少人数で運営しているため、効率的な取引が求められる中で、国内と海外の取引を同時に対応できるオンライン展示会向けのシステムが必要と感じました。そこで、「DEXTRE」というサービスを見つけ、導入を決断しました。

「DEXTRE」は、オンライン展示会が可能なプラットフォームで、国内外の顧客との取引を円滑に行う機能が充実しています。少人数のチームでも簡単に使えるユーザーフレンドリーなインターフェースや、多言語対応機能により、国際的なビジネス展開が可能でした。また、オンラインでの商談や受注管理が一元化されることで、業務効率の向上とビジネスチャンスの拡大が見込まれると考えていました。

導入後の変化

先ほどお話ししたような動機で導入を決定しましたが、弊社の製品は立体的で、素材も複雑なものが多く実物を見ていただけないため、オンラインでの展示会に不安を感じていました。         
しかし、実際行ってみると撮影を強化するきっかけにもなり、写真と動画を組み合わせることでオフラインの展示会に比べて弊社の伝えたいスタイルが伝わり、リアルな展示会ではサンプルの並びなどで見落とされていた製品にもバイヤーの目が届くようになったのか、大きく売上を伸ばすことになりました。

素材感に関しては、どうしても写真では伝わらない部分があるため、生地を郵送で各国のバイヤーに届けることでその部分の不安も軽減できたようです。             
小さいチームですが、日本人スタッフによる日本語の親切なサポートで問題なく導入することができました。

はじめて受注システムを使った感想

まず準備の部分ですが、今まではエクセルでラインシートを作っていましたが、それがDEXTRE(デクスター)に変わった以外に大きな差はありませんでした。   
撮影に関しては、展示会後に行っていたものを前倒しにする必要があったので撮影スケジュールは非常にタイトです。撮影はDEXTREの提携先に依頼しています。  
提携先に撮影をお願いするとDEXTRE(デクスター)に一括取り込みできる画像名称形式で撮影データを納品していただけるため、エクセルで作るよりラインシートの作成も簡素化されました。
       
導入前は不安でしたが、情報量は増える上に、準備工程も削減されたのは意外でした。
       
現在はパリ・上海・東京・大阪の4ヶ所でリアルな展示会をおこなっていますが、言語、通貨、取引条件もバイヤーやオンラインオーダーシート毎に設定できるため、1社、1社、異なる通貨の異なる条件を調べながら集計する必要もなくなり大幅に受注をとる期間を延ばせたことで、売上の向上にも繋がっています。

コロナ禍が終了した後もDEXTREは必要ですか?

はい。必要です。
「導入後の変化」で答えた通りオンラインオーダーシートを準備したことで、全ての製品ラインナップの全ての製品をより伝えたいスタイルのイメージでバイヤーに見ていただくことが可能になりました。
            
私達の場合はスタイリングや動画での表現を加えることで実物だけでは伝わらない表現ができるようになったように感じています。             
            
様々な要素は考えられますが、実際にシステム導入前と現在で取引先数や売上は海外を中心に2倍以上に増加しました。
            
国内の受注、集計、納品、請求、入金だけでなく、オーダーコンファメーション、デポジット請求書、バランス請求書、コマーシャルインボイス、パッキングリストの作成などの輸出取引に必要な要件がほぼカバーされているので、営業ツールとしてだけでなく、業務効率化の点からもなくてはならないシステムになっています。
            
毎週のようにアップデートもあり、どんどん利便性が向上しているように感じているので、これからも弊社の業務のコアツールとして使っていきたいと思っています。
            
            



オンライン展示会の導入により、D.HYGEN(ディハイゲン)は海外販売の拡大と業務効率化を実現しました。これを機に、定兼さんは今後もDX化を進め、ブランドの更なる発展を目指していくことでしょう。

D.HYGEN (ディハイゲン)
ソウミヤ
所在地
岡山県
従業員数
非公開
事業内容
岡山・大阪の2ヶ所を拠点に、D.HYGEN(ディーハイゲン)を国内数十社、海外数十社に卸売りをおこなうメンズアパレルメーカーです。
オフィシャルサイト
D.HYGEN オフィシャルHP
DEXTRE Merchant API(β版)の提供を開始しました。
β版は無料でご利用いただけます。
ご利用をご希望の方は、API(β版)ご利用についてをご確認ください。

DEXTREは、IT導入補助金をご活用いただけます。
(2024年度受付終了)

DEXTRE(デクスター)は企業間取引のデジタル化を推進することを目的とした「IT導入補助金2024 インボイス枠(インボイス対応類型)」の対象ツールに認定されました。