ネクストエンジンのAPI連携とは?使い方や連携アプリの事例【ECの一元管理】

ネクストエンジンのAPI連携とは?使い方や連携アプリの事例【ECの一元管理】

DEXTRE Merchant API(β版)の提供を開始しました。
β版は無料でご利用いただけます。
ご利用をご希望の方は、API(β版)ご利用についてをご確認ください。

卸売、商社、メーカー向け
クラウド販売管理 DEXTRE(デクスター)

国内取引、輸出取引を取引先ごとの価格、条件でオンライン受注。在庫、納品、請求、入金までひとつながりに管理できます。
貿易書類の発行もかんたん、多言語多通貨対応です。
主な機能 一覧  導入事例

ECの一元管理ツール「ネクストエンジン」

ネクストエンジンとは?

ネクストエンジンはECの運営を一元管理できるツールです。

外部のシステムやサービスを横断して複数のECの在庫や受注の処理を自動化、効率化できるさまざまな機能が200以上搭載されています。

 

ネクストエンジンができること

複数ECの一元管理

  • ECモール、自社EC、実店舗、オフラインの受注、在庫などを一元管理
  • 運用業務の自動化、効率化

システム連携

  • 販売管理システム 【クラウド販売管理DEXTREも連携可能です】
  • 基幹システム
  • POS
  • 越境EC
  • 倉庫、WMS
  • 決済、会計サービス

受注、出荷

  • 受注管理
  • 在庫管理
  • 商品登録
  • 送り状発行
  • メール送信
  • 発注、仕入れ

くわしくはネクストエンジンWEBサイトをご確認ください。

 

ネクストエンジンでは、API連携を活用することで、EC運営に役立つ機能を追加することができます。

この記事では、ネクストエンジンのAPI連携について仕組みや具体的にできること、リリース中の連携アプリの事例などをお伝えします。

 

API連携とは?

APIとは?

 

API連携とは、異なるシステムやソフトウェアをAPI(Application Programming Interface)を利用して接続することを指します。

 

APIはシステム間でデータをやり取りするルールやプロトコルを提供する一種の「規格」のようなものであり、レストランのメニュー表にも例えられます。

メニュー表の表記に従ってお客が料理を注文し、注文された料理を店が提供するように、API利用者からのリクエストに対してAPI提供者がデータ共有のレスポンスを返します。

 

これらのやり取りがAPIに基づいて行われることで、システム間でデータや機能を活用できるようになります。

 

 

API連携で可能になること

API連携で実現できることは多岐に渡りますが、大まかに分類すると次の5種類になります。

 

1.データの自動共有

一方のシステムでデータの更新があった場合、連携したシステムのデータが自動的に更新されます。

例えば、ECと在庫管理システムのAPI連携では、受注やキャンセルがあったEC側の在庫変動が自動的に在庫管理システムに反映されます。

API連携によって、欠品や過剰在庫など在庫リスクの軽減に役立てることができます。

 

2.システムの統合的な利用

起点となるシステムの機能を受け渡し、1つのプラットフォームの機能を複数の利用者が活用できるようにします。

代表的な例として、GoogleやTwitter(現:X)の「シングルサインオン(SSO)」が挙げられます。ユーザーは、GoogleやTwitterなど特定のアカウントにログインするだけで連携された複数のWEBサービスやアプリケーションにログインできます。

 

3.ワークフローの自動化

特定のワークフローを自動化するAPI連携です。

「ECに注文が入ったら、自動的に注文確認メールを送信する」といった業務の自動処理が例です。

手作業に伴う人的コストやヒューマンエラーの削減により、効率的なワークフローが実現します。

 

4.外部データの利活用

外部のデータソースからリアルタイムでデータを取得して利用できるようにするAPI連携です。

一方のシステムだけでは得られない情報を取り込み、より豊富なデータに基づいた分析やアプローチが可能になります。

例えば、ECモールのサイト内検索データと連携し、指定した条件に沿って検索順位をグラフ化するAPI連携などが考えられます。

 

5.API提供側システムの一部機能を追加、拡張

連携したAPI提供側システムの一部機能を、利用者側のシステムに追加して機能を拡張できるAPI連携です。

例えば、ECに外部の決済サービスをAPI連携することで、クレジットカードや電子マネーでの決済機能を追加できます。

WEBサイトに翻訳アプリのAPIを設定すれば、WEBサイトのテキストが自動的に他の言語に翻訳されるようになります。自社で翻訳エンジンを開発することなく機能を拡張でき、サービスのクオリティを上げられる点はAPI連携の大きなメリットです。

 

ネクストエンジンのAPI連携

ネクストエンジンもまた、API連携によって上記をはじめとする機能を外部のシステムやアプリケーションから追加できます。

ネクストエンジンのAPI連携は、大きく分けて「アプリの作成」と「連携アプリの利用」の2種類によって実現します。

 

①アプリの作成

ネクストエンジン側が公開しているAPIに沿ってアプリを開発します。
作成したアプリはユーザーに向けて公開、販売することができます。

 

APIの開発にはプログラミングの高度な知識はもちろん、ECの仕組みやWEBサービスに対する深い理解が必要です。

また、API連携について技術やを実装方法をしっかり把握した上で自社にとって必要な機能を設計し管理できる体制作りも欠かせません。

 

社内に対応できる人材がいない場合は、スタッフの採用やアウトソーシングが選択肢になってくるでしょう。

すでに解決したい課題や予算が決まっている場合は、ネクストエンジンに開発を依頼することもできますネクストエンジンオーダーメイド)。

 

②連携アプリの利用

ネクストエンジンでは「連携アプリ」が多数公開されており、外部のクラウドサービスやアプリケーションの機能を追加してネクストエンジンの運用をカスタマイズできます。

連携アプリには無料のものと有料のものがあり、機能によって下記のカテゴリに分類されています。

 

ネクストエンジンの連携アプリ

  • 越境
  • 販売管理【クラウド販売管理DEXTREも連携可能です。DEXTRE連携アプリ
  • 在庫連携
  • 会計ソフト
  • メール
  • 決済連携
  • 顧客管理
  • データ出力
  • 受注伝票更新
  • 分析
  • POS連携
  • モール・カート連携
  • 倉庫連携

くわしくはネクストエンジンWEBサイト(アプリによるカスタマイズ)をご確認ください。

 

代表的なアプリを3つご紹介します。

 

1.ダッシュボード(データ出力、分析)

ダッシュボードは、データ分析やデータ収集機能に特化したネクストエンジン公式連携アプリです。

 

ネクストエンジンにはデータ分析機能が搭載されていますが、ダッシュボードを利用することでよりハイレベルな分析が可能になります。

 

店舗を横断したリピート率やLTV(ライフタイムバリュー)の計測やリピートにつながりやすい商品を分析する機能を追加することができます。

また、購入された時間帯や曜日、併売(特定の商品と合わせての購入)といった条件を設定して、より柔軟に売上げデータを洗い出すことも可能です。

 

分析レポートはPDF形式で出力できるので、プレゼン資料の作成にも役立ちます。

複数ECの運営やロングテール戦略で商品展開している場合は必ず追加しておきたいアプリといえるでしょう。

 

2.楽天検索順位チェッカー(分析)

【楽天SEO】楽天検索順位チェッカーは、楽天市場の検索機能に対する最適化業務(楽天SEO)をサポートするネクストエンジン公式アプリです。(ネクストエンジンのメイン機能を利用していなくても使うことができます)

 

キーワードと商品を指定するだけで検索データを自動で収集し、グラフなど直感的に把握しやすい形式にまとめてアウトプットしてくれます。アプリの追加は日々の煩雑なSEO業務の大幅な効率化が期待できます。

 

楽天市場はモール内検索からの購入率が約50%にもなります。売上げを伸ばすなら、楽天SEOへの対策は必須となります。

特に、楽天市場からの売上げが大きな割合を占めているなら、積極的に活用したいアプリです。

 

3.レコメンドメール自動配信(メール)

【売上UP自動化】レコメンドメール自動配信は、ネクストエンジンのメイン機能に搭載されている自動メール発信機能を拡張するネクストエンジン公式アプリです。

 

AIが店舗ごとに購入傾向の似ている顧客を自動で振り分け、グループごとに異なるおすすめ商品を提案、レコメンドメールとして配信します。
EC運営を続ければ続けるほど、ネクストエンジンを利用すればするほど精度の高いレコメンドメールを作成することができます。
セールや広告にコストを割くことなく、売り上げアップ・リピーターの獲得につながりやすい環境が整います。

 

【在庫連携】ネクストエンジンとクラウド販売管理DEXTREの連携アプリ

上記でご紹介した連携アプリはいずれもネクストエンジンを開発しているNE株式会社から提供されている公式アプリです。

 

ネクストエンジンでは公式アプリ以外にも、クラウドサービスやアプリケーションが開発した連携アプリが公開されています。連携アプリでのカスタマイズは、自社のニーズに合ったEC運営に必要な機能やサービスをかんたんに追加できます。

 

ネクストエンジンでは、クラウド販売管理DEXTREとの連携アプリも公開されています。

 

クラウド販売管理DEXTRE(デクスター)は国内外の卸取引、輸出取引を一元管理できる販売管理システムです

 

クラウド販売管理 DEXTRE(デクスター)国内外の卸取引に特化した販売管理システムです。

 

リッチなビジュアルで商品を訴求できるクローズドBtoB ECは、顧客ごとの卸価格や掛け率、割引率を設定した価格でWEBオーダーカタログを通したオンライン取引を受注から在庫、納品、請求、入金まで一元管理できます。

 

顧客ごとに在庫を割り当て、自社の商流やロケーションの移動ルールに沿った細かな在庫管理ができます。また、委託販売(消化仕入れ)にも対応できる機能も充実しています。

他社システムやサービスとはネクストエンジン、ShopifyをはじめAPI、CSVでの在庫連携が可能です。

 

他にも、BtoBの販売業務を自動化、効率化するさまざまな機能を搭載しています。

 

ネクストエンジンとDEXTREの在庫連携アプリ

ネクストエンジンとDEXTREの間で在庫の更新を自動化

 

ネクストエンジンとDEXTREの連携アプリは、販売管理や在庫管理に欠かせない「システムやクラウドサービスを横断した在庫連携」に主軸を置いたアプリです。

 

連携アプリをご利用いただくことで、ネクストエンジンとDEXTREの間で在庫の更新を自動化できます。

ネクストエンジンからDEXTREへ在庫数の更新が反映され、DEXTREからネクストエンジンへ受注データを受け渡すことでネクストエンジン側の在庫数を更新します。

 

面倒な在庫数の更新や情報共有の遅れ、ヒューマンエラーが軽減され、効率的な在庫管理が実現します。

「BtoCのECショップはネクストエンジン」「BtoBの卸取引はDEXTRE」と、異なるビジネスモデルの在庫データをつなげた一元管理が実現します。

DEXTRE連携アプリ詳細ページ(ネクストエンジン)

 

複数の販売チャネルを効率的に自動化・一元管理できるシステムをお探しの担当者様、DXの推進に基幹システムのクラウド化を検討中の担当者様は、この機会にぜひネクストエンジンと合わせたDEXTREの導入をご検討ください。

DEXTRE 導入事例

 

ほかにも、DEXTREには、

  • 受注データを起点に在庫、納品、請求、入金まで一元管理
  • 日中英3言語23通貨で取引、画面操作
  • クローズドBtoB ECから24時間365日世界中からWEB受注
  • 取引先ごとの価格、掛け率、貿易条件など複数条件で取引
  • 輸出に必要な貿易書類をかんたん作成

など、商社、卸売、メーカーの企業様に向けて国内外のBtoBに特化した販売管理の機能が充実しています。

DEXTREは月額20,000円~、初期費用は0円で導入できます。
30日間の無料体験全ての機能をお使いいただけます。
DEXTRE Merchant API(β版)の提供を開始しました。
β版は無料でご利用いただけます。
ご利用をご希望の方は、API(β版)ご利用についてをご確認ください。

クラウド販売管理 DEXTRE(デクスター)IT導入補助金2024 「インボイス枠(インボイス対応類型)」の対象ツールです。

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